団体概要

多摩地域を拠点に、オペラの楽曲を中心とした舞台活動をしています。

代表を務めるのは、歌手としての研鑚に加え、多分野の経営学を学んで企業した森谷健太郎。

企画・演出を務めているのは、世界的名演出家ペーター・コンヴィチュニーの門下生となった後、
オペラのスタンダードレパートリーから新作まで幅広く取り組み、演劇・ミュージカル・音楽朗読劇等多分野の舞台芸術に携わってきた舘亜里沙。

総合芸術たるオペラの魅力を引き出し現代の観客に届けるべく、演出にとりわけ工夫を凝らしています。また、より多くの方に舞台と音楽を楽しんでいただけるよう、多様な会場でリーズナブルな入場料による公演を行っています。

現在は年度に一本を目標としたオペラ公演と、若手アーティストを中心としたコンサートシリーズを主たる事業としています。また、音楽教育事業も積極的に行っています。

代表:舘亜里沙 Arisa TACHI

 

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。同大学大学院にて音楽学博士号取得。2009年安宅賞受賞。2010年-14年P.コンヴィチュニー氏のオペラ・アカデミーに参加した他、直井研二、岩田達宗、M.G.フリードランダー、佐藤美晴などの演出助手を務め研鑚を積む。 

これまで多数のオペラ作品を演出した他、演劇・音楽朗読劇・ミュージカル等にも取り組む。主要演出作品に杉並区民オペラ《愛の妙薬》、相模原シティオペラ《サンドリヨン》等。脚本執筆にも力を入れ、主要作品にミニオペラ《県立音楽堂ミステリー 》(東京混声合唱団委嘱)、オリジナル音楽劇《歌劇―男もみんなこうしたもの》等。この歌劇団Kamiteでは、企画・演出を通じて既存作からオリジナル演目まで幅広く舞台芸術の可能性を追究する他、自らの学位取得時の研究テーマでもあったヴァーグナーの楽劇に着手し、2023年《ラインの黄金》を上演。

またオペラ研究者として、2018年テルアビブ大学にて国際学会に登壇した他、『音楽を通して世界を考える』(東京藝術大学出版会,2020)等に寄稿。現在、東京藝術大学音楽環境創造科、弘前大学教養教育科目、常葉大学短大部音楽専攻等で非常勤講師を務める。

個人HPにてより詳しく活動や舞台写真を紹介中 https://arisa-tachi-411.jimdofree.com