山﨑陶子(トスカ)
田園調布雙葉高校を卒業後、東京大学文学部で美学藝術学を学ぶ。
武蔵野音楽大学大学院声楽科を首席にて修了。
津田ホールでの同大学院成績優秀者による新人演奏会、サントリーホール20周年記念公演レインボウ21、東京文化会館でのソレイユ新人オーディション入賞者演奏会など、数々のオーディションに合格し、コンサートに出演。
文化庁新進芸術家在外派遣研修員としてイタリアへ留学。ヴェローナを
中心に宗教音楽、オペラ・ガラコンサートなどに出演、好評を得る。
帰国後はオペラを中心に本格的な演奏活動を始める。これまでに「椿姫」ヴィオレッタ、「ラ・ボエーム」ムゼッタ、「リゴレット」ジルダなど多数のオペラに出演。
第21回大阪国際音楽コンクール第1位ならびに音楽現代賞受賞。第14回コンコルソムジカアルテ金賞。第1回国際声楽コンクール東京オペラ部門第3位。第62期二期会オペラ研修所終了。二期会会員。
大澤一彰(カヴァラドッシ)
東京藝術大学卒業、ローマで研鑽を積む。第44回日伊声楽コンコルソ第1位。第1回ルーマニア国際音楽コンクール声楽部門第1位、及び全部門より最優秀賞。新聞紙上にて「耳を奪う美声」と絶賛される。
180㎝を越える恵まれた体躯と日本人離れした高音で、オペラでは常にプリモテノールを務めており、松尾葉子指揮『アイーダ』ラダメス、林康子プロデュース『蝶々夫人』ピンカートン、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『トゥーランドット』カラフ、『トスカ』カヴァラドッシ等出演、「豊かな美声を長いブレスで聴かせ、役作りも的確。大柄な身体が舞台映えする(音楽の友誌)」といずれも高評を得る。
2012年二期会カリニャーニ指揮『カヴァレリア・ルスティカーナ』トゥリッドゥのドラマティックな歌唱は、NHKプレミアムシアターで全国放映された。’13年「第56回NHKニューイヤーオペラコンサート」出演。現代作品にも優れ、’14年日生劇場『リア』(日本初演)では、複雑なリズムと超高音が連続するエドマンドを歌い、作曲者ライマンより最大級の賛辞を受ける。’14、15年、両国国技館『5000人の第九』ソリスト。 二期会会員。 http://www.k-osawa.com/
岩田健志(スカルピア)
桐朋学園大学卒業。同研究科修了。桐朋学園大学卒業演奏会、声楽コンサートに出演。二期会オペラ研修所54期マスタークラス修了。二期会新進声楽家の夕べ出演。'09年サントリーホールデビューコンサートレインボー21に出演。'21ディズニーオンクラシック〜夢とまほうの贈りもの〜にシンガーとして参加。二期会ニューウェーブオペラ「子供と魔法」二期会本公演「ドン・カルロ」「三部作」「サロメ 」「メリーウィドー」、ベートーヴェン第九、ミサソレムニス、などでソリストを務める。その他様々なオペラやコンサートに出演。
2014年9月に声楽ユニット「La Dill」のメンバーとして日本クラウンよりCD
メジャーデビュー。これまで、大島幾雄、打田忠義の各氏に師事。現在、桐朋学園嘱託演奏員。埼玉県立芸術総合高校非常勤講師。二期会会員。
木之枝棒太郎(画家)
劇団ひまわり俳優養成所全日制第48期研究科出身。
同俳優養成所第10期研修科を主演にて修了。
俳優、舞台監督を中心に演出家、大道具、照明、音響、演出部、脚色、制作、、演劇部外部講師など、オペラやミュージカル、商業の舞台から小劇場、学生演劇まで舞台に関わるあらゆる仕事で活動中。
―主な出演作品―
【オペラ】
相模原シティオペラ「こうもり」(2023):フロッシュ役
サウンドフィックス「こうもり」(2022):フロッシュ役
立川市民オペラ「こうもり」:助演
ジャパンオペラフェスティバル ボローニャ歌劇場 野外オペラ「トゥーランドット」(2016):助演
新国立劇場オペラ「サロメ」(2011・2016):助演
【舞台】
TAK in KAAT
「サイゴノトキ」(2022) 「ヨコハマ・ヤタロウー望郷編ー」(2021) 「アンダーザロウズ」(2016)
「パンクドランカー」(2015)
TBS・キョードー東京主催『Jeanne d'Arc』(2014) @赤坂ACTシアター
KAAT神奈川芸術劇場『じゃじゃ馬ならし』(2012️) :主演
【ミュージカル】
「長くつ下のピッピ」「舞台裏の幸福」「眠れる森の美女」「海賊」「火の鳥」「くるみ割り人形」
【TV】
のだめカンタービレ、大河ドラマ「平清盛」、仮面ライダーフォーゼ
【映画】
「狐の嫁入り」(2023)「振り子」(2015)「ココロ迷子」(2012)
竹内篤志(刑事)
埼玉県春日部市出身。伊奈学園総合高校卒業。桐朋学園大学卒業、同研究科2年次修了。
これまでに「魔笛」タミーノ役、「コジ・ファン・トゥッテ」フェルランド役、「リタ」ベッペ役、「ラ・ボエーム」ロドルフォ役、「トスカ」スポレッタ役、「ジャンニ・スキッキ」ゲラルド役、「ラインの黄金」ミーメ役、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」ダーヴィット役などに出演。
「桃太郎」お爺さん役、「クリスマス・キャロル」フレッド・スクルージ役、「ジョヴァンニと銀河の旅」マルソ役、「どろぼうだいしゅうごう」おくびょうなどろぼうA役など、新作オペラの初演にも数多く出演。
また、文化庁学校巡回公演「てかがみ」「おこんじょうるり」や声楽アンサンブルJスコラーズのメンバーとして、全国の小中学校での公演に出演している。
現在、NPO法人Vivid Opera Tokyo理事。新国立劇場合唱団コンサートメンバー。桐朋学園芸術短期大学 嘱託演奏員。
戸村優希(憲兵)
千葉県出身。青山学院大学文学部フランス文学科卒業。在学中にオペレッタと出会い、声楽の道を目指す。
洗足学園音楽大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。声楽を武井基治、武田直之の両氏に師事。
これまでに、『フィガロの結婚』『魔笛』『カルメン』『仮面舞踏会』『椿姫』『ラ・ボエーム』『ジャンニ・スキッキ』『道化師』『こうもり』『電話』等のオペラ・オペレッタで、ソリスト・合唱問わず多くの作品に出演している。
また、作 荒井間佐登、作曲 鳥山妙子のオペラ『真昼の夜想曲 ~何故・だから~』、舘亜里沙台本・演出『「歌劇」-男もみんなこうしたもの-』などの新作にも精力的に出演している。
内門卓也(ピアノ)
東京都立芸術高等学校音楽科ピアノ専攻を卒業。その後、作曲にも取り組み、東京芸術大学音楽学部作曲科に入学。同大学を卒業後、同大学院音楽
研究科修士課程を修了。
ピアノを阿部真子、作曲を安良岡章夫の各氏に師事。
学内にて、長谷川良夫賞、アカンサス音楽賞を受賞。
これまでに室内楽や伴奏を数多く手がけ、国内外の多くの著名アーティストと共演している他、東京・札幌・名古屋にてソロリサイタルを行う。